令和6年新年会開催

 令和6(2024)年の千葉滋賀県人会新年会が2月12日(月・休)、三井ガーデンホテル千葉にて34名の参加を得て開催されました。
 中村浩会長が冒頭挨拶で能登半島地震の被災者へのお見舞いを述べた後、県人会では高齢化等により退会者が増加(令和5年度で10名)し、会員数が減少しており、今後この減少分を補う新会員の獲得に現会員の協力を得て取り組んでいく決意を表明しました。
 新年会恒例の講演会では、竹本幹事と中学校の同級で顔見知りの長浜商工会議所会頭の大塚敬一郎氏が地元から駆けつけていただき、長浜の魅力についてお話しいただきました。特に戦国時代の動乱期の寺院衰退で残された観音像を民衆が守り継いできた「長浜観音路(観音の里)」の紹介には力が籠っていました。また、同氏が発行人(代表理事)の地域情報誌「長浜みーな」についても言及されました。尚、大塚氏は大塚産業マテリアル株式会社の会長で、事業の沿革は300年ほど前に麻蚊帳の生産を始め、その後生産品目を拡大し、現在は自動車のシートカバー等を取り扱い、中国、ベトナム、アメリカに工場を拡大しているとのことでした。
 そして参加者全員での記念撮影の後、宴会に入り、滋賀県東京本部本部長の中村守氏が来賓挨拶で、能登半島地震災害対策として能登町へ職員を派遣したこと。大河ドラマ「光る君へ」の源氏物語の執筆の動機になった石山寺が、観光地として脚光を浴びてきた。「近江ゆかりの会」がコロナ前の対面での開催を行うことが出来た。一方で琵琶湖の水位が低下し、湖魚の収穫が減少するなどの影響が懸念される等の紹介があり、続いて乾杯の発声を頂きました。      
 会食では、ふるさと近江の歌(琵琶湖周航の歌など)のメドレーのBGMを聴きながら各テーブルで和やかな談笑が途絶えませんでした。
 その間に初参加者の自己紹介では東近江市出身の中野憲司氏(株式会社ナカノアパレル 会長)が38年前に創業し現在では繊維二次製品製造販売業として東京、ベトナム、中国、山形に拠点を置き活動中とのことでした。これに続き、ゴルフ同好会の田口貢氏から次回コンペの案内、植野克美氏から近江鉄道が本年四月より上下分離方式に移行するにあたり地域との連携強化の一環としてベルーナドーム〈西武ドーム〉にて開催のプロ野球公式戦『滋賀県スペシャルデー』の案内、最後に前川尚美顧問が滋賀県副知事当時の時代背景や琵琶湖の水質汚染の課題に取組んだこと等を述べ、次回(令和六年総会)の再会を期した挨拶ののち、中村会長提供の「クラブハリエ(たねや)」のバウムクーヘンと地元の「湖魚の佃煮」を手土産にお開きとなりました。

 

出席者全員で記念撮影

 

冒頭には中村浩会長が挨拶。 能登半島地震のお見舞いと新会員獲得に強い決意を述べた




今回は滋賀県から駆けつけて下さった長浜商工会議所会頭・大塚敬一郎氏に長浜の魅力について様々な角度からお話しいただいた
大塚氏が発行人の
地域情報誌
「長浜みーな」

 

滋賀県東京本部本部長
中村守氏には
来賓のご挨拶に続き
乾杯の発声をいただき
懇親会がスタート
 
 
 懇親会では ふるさと近江の歌が流れる中、各テーブルでは和やかな談笑が続いた

 

植野克美氏からは「滋賀県
スペシャルデー」の案内も
田口貢氏からは
次回ゴルフコンペの案内
初参加の中野憲司氏が
自己紹介

 

恒例の出席者全員の「琵琶湖就航の歌」斉唱でお開きに 最後は前川尚美顧問が挨拶。
次回総会での再会を期した