会長挨拶 |
令和7年9月吉日 |
| 千葉滋賀県人会 会長 竹本 豊子 |
|
| 中村浩会長が療養のため、突然、千葉滋賀県人会の会長を退任されることになり、残りの任期の一年をとりあえず、私、竹本豊子が引き受けることになりました。私も体力気力が衰え、そろそろ退け時かなと考えていた矢先でしたが、一年なら頑張れるかなと思ったのです。 小野忠和会長の時に入会し、その後、会長を中村浩様にお願いして、はや、12年以上、中村会長と共に歩んだ年月でした。中村会長は雄弁な方で同郷のよしみで、ふるさと滋賀の経験をして来た人でなければ話せない懐かしい話や人生観を教えてくださいました。また、会長がOBでもある明治大学野球部や甲子園大会の滋賀の高校球児の話など、楽しい思い出話に花が咲いたりしました。 私は滋賀県長浜市出身、地元の長浜北高等学校を出て、その時、大学教授を目指していた長兄が慶応義塾大学商学部大学院に通っていたため、私も東京へと考えて、学習院大学に入りました。縁あって結婚、そのまま東京に住むことになり、故郷長浜を離れて60年になりました。 苗村三保子会員の紹介で千葉滋賀県人会の存在を知り、たまにはホテルでの食事会も良いかなと軽い気持ちで入会しました。総会と講師を迎えての新年会、春と秋の名所や工場の見学会がありますが、行ってみたいと思いながらも自分では計画する事が面倒くさい見学会等は助かりました。滋賀県主催の近江ゆかりの会は近年は、結婚式場でリニューアルオープンした八芳園で開催されます。八芳園は米誌の日本庭園ランキングで17位とされ、お庭に出て鑑賞しても満足。また、女性好みの繊細な可愛い料理や器で結婚式場らしい夢のある食事を楽しみました。懐かしいふるさと滋賀の香りを嗅ぎに行って、ふるさと滋賀の活躍を知り、反対にふるさとのパワーをもらって帰ります。 現在、千葉滋賀県人会は会員が高齢化して、若い人の入会を考えなければなりません。近頃、人生百年と言われ、健康で長生きが可能になり、のんびり老後を楽しむことより、今まで人生で培ってきた経験をこれからの残された人生に活かしたい、まだまだこの先活躍したいと意識が変わってきたことです。千葉滋賀県人会も時の流れに沿って変化していかなければと思います。 |
|
| 煮魚や佐の富 | ㈱ 菓匠禄兵衛 |
|---|---|
