このたび、多くの県民の皆様から御支持をいただき、千葉県知事として県政を担うこととなりました。県民の命とくらしを守る県政を実現するため、職員・県民の英知を結集し、全力で取り組んでまいります。
一昨年の災害、そして今回の感染症の影響で苦しい思いをされている方々に寄り添い、支えるとともに、県民一丸となってこの苦境を乗り越え、明日への希望に繋がる県政運営に努めてまいります。
住み慣れた場所で安心して医療や介護が受けられる医療・福祉の充実、災害から県民を守る「防災県」の確立など、山積する課題に積極果敢に取り組み、県民の命とくらしを守る県政を実現します。
また、子育て世代の知事として、当事者目線を大事にした千葉県の子育て支援・教育の充実に力を入れるとともに、子どもの貧困対策・児童虐待対策に取り組み、どんな家庭に生まれた子どもであっても最善の未来を用意できる千葉県を作ります。
そして、東京都の隣にありながら豊かな緑と海に囲まれた千葉の魅力、成田国際空港や千葉港など空や海の港を積極的に活用し、千葉ならではの発展や豊かな生活を実現し、千葉の未来を切り開いてまいります。
アクアラインの料金引き下げや圏央道の整備、成田国際空港の機能強化等により、本県の立地優位性はますます高まっています。
今後とも、千葉の様々な魅力を滋賀県はもちろん、関西圏のたくさんの方々に伝えていただき、本県への企業立地の促進や観光客の誘致等に御協力をいただきましたら幸いです。
また、私はもう一つの故郷が同じ関西圏の兵庫県です。兵庫県で阪神淡路大震災を経験したことが政治家を志すきっかけの一つとなっており、関西で過ごした経験が、私の人生に大きな影響を与えています。
滋賀県にも観光客として訪れたことがあり、はかり知れない琵琶湖の雄大さに圧倒され、その豊かな自然と歴史を感じることができました。今後とも、新年会や総会などの機会を通じ、貴県人会の皆様と交流させていただくことを期待しています。
結びに、千葉滋賀県人会のますますの御発展と、会員の皆様の御健勝、御多幸を祈念申し上げまして、挨拶といたします。 |