トップページ 会長挨拶 活動写真 会員投稿 入会案内・連絡先
役員体制 会則 活動報告 事業報告 広告

活動報告

過去の活動報告


平 成 26 年 新 年 会

        

  2014年の新年会が2月9日(日)、千葉市の三井ガーデンホテル千葉にて
開催されました。  
  当日は当初68人の参加予定でしたが、前日からの近年に無い大雪で交通機関
がマヒし、京成線などが運休し、県内の路線バスも通らず、途中まで歩いてや
むを得ず帰宅される会員もありました。その足元の悪い条件の下、35名の方に
参加していただきました。
  中村会長の挨拶に続き、新年会恒例の講演は「知って安心!聞いて納得!遺
言・相続の基礎知識」のタイトルで三井住友信託銀行 財務コンサルタント
森祐二氏にお願いしました。  
  講演内容は、最近流行の終活(人生のエンディングを考えることを通じて”自分”
を見つめ、”今”をよりよく、自分らしく生きる活動)の一環として、自らの今後の生
活に備えることの他、自分の希望する相続が円満になされ、争族を未然に防ぐ
準備の要点などの話があり、特に「遺言書」作成のメリットや具体的な留意事
項などの説明に参加の皆さんは真剣に聞き入っていました。  
  講演に続く参加者全員の記念撮影の後、懇親会に入り、滋賀県東京事務所長
の上山哲夫氏のご発声で乾杯。各テーブルを中心とした和やかな談笑が途切れ
ず、その間、初出席者3名の自己紹介、電車の大幅遅延の中、神奈川から駆け
つけていただいた全滋連会長の代理の中居正威氏(東京滋賀県人会理事)の挨
拶、そして最後に小野忠和顧問の中締めに続き、恒例の「琵琶湖周航の歌」の
斉唱をし、故郷長浜の銘菓 堅ボーロと中村浩会長提供のクラブハリエ(たね
や)のバゥムクーヘンを手土産にお開きとなりました。

写真はこちらからご参照下さい。


第3回「淡海の人大交流会」盛大に開催(平成25年10月30日)

        

  去る10月30日品川プリンスホテル「富士の間」において「第3回淡海の
人大交流会」が盛大に開催されました。
  本会は、「首都圏できばる滋賀県人の集い」として首都圏各県人会(東
京・神奈川・千葉・埼玉・静岡など)、各高校関東同窓会の会員、「湖国寮」
の学生、その他滋賀県にゆかりの方など各界で活躍されている皆さんの集
まりとなりました。  
  参加者は昨年を更に上回り336人となり、我が千葉滋賀県人会からも
22名が出 席しました。
  会場は各市町の展示コーナーが充実し、料理は近江牛、鮒ずし、モロコ、
日野菜、また近江の地酒の試飲コーナーなどの滋賀県特選品が提供され
ました。
  講演は 実行委員長を兼ねる田原総一朗氏(彦根東・評論家)が現在の
内外情勢においてポジティブ思考が重要であることを強調されました。
  次に、地元中心の12団体のPRタイムを挟んで開会宣言の後、嘉田滋
賀県知事等の来賓挨拶の後、交流・歓談に移り、活発な交流が展開され
ました。
  最後に全員が輪になって「琵琶湖周航の歌」を合唱し、千葉滋賀県人会
の会長でもある中村浩 副実行委員長の力強い中締めでお開きとなりまし
た。

写真はこちらからご参照下さい。




総会 平成25年7月21日(日)三井ガーデンホテル千葉にて開催

        

  7月 21日 (日)午後、平成25年度千葉滋賀県人会の年次総会が、千葉市の三井ガーデンホテル
千葉で開催されました。県人会は発足から8年目を迎え、会員数は既存会員の積極的な紹介もあり、
130名 と着実に増加しております。総会には会員の4割の52名の方々がお集まりいただきました。
  年次総会の議題は①平成24年度事業報告並びに25年度事業計画(「事業報告」の項をご参照く
ださい)②平成24年度会計・監査報告③役員改選及び再任の報告――以上3件で、満場一致で
承認されました。
  3号議案では、当会設立以来会長の任に当たりました小野忠和氏が退任し顧問に就任し、後任の
会長には顧問の中村浩氏が選任され就任いたしました。また幹事の新木萬全氏が顧問に就任いたし
ました。
  総会後の懇親会に入る前に、全員で記念撮影。懇親会では、滋賀県東京事務所所長の上山哲夫
氏がご挨拶、関東大震災などで亡くなった滋賀県人を慰霊する供養塔(東京都文京区、光源寺内)を
維持する「在京近江人法話会」が70年ぶりに復活されたことの紹介、次に、滋賀県人会連合会会長
の代理で東京滋賀県人会評議員の上林好一氏のご挨拶・ご発声で乾杯。   
  その後は新入会員2名の自己紹介などがあり、参加者はテーブルを行き来し、時の経つのも忘れる
ほどに楽しく懇談しました。 
その後、園川裕顧問の中締めに続いて、「琵琶湖周航の歌」を大合唱し、故郷名産のでっち羊羹及び
中村浩会長提供のクラブハリエ(たねや)のバゥムクーヘンを手土産にお開きとなりました。



千葉滋賀県人会 ゴルフ分科会

        

ゴルフ第2回ゴルフコンペ


  「第2回千葉滋賀県人会・ゴルフコンペ」が、平成25年5月17日(金)18名参加
のもと神崎カントリー倶楽部で開催されました。当日は天気もよく和気あいあ
いの楽しい大会でした。そして栄えある優勝は前回に引き続き牧野文之さんで
した。
次回は11月22日(金)に開催の予定です。是非多くの会員の皆様の参加をお待
ちしています。
お問い合わせは次回幹事の牧野会員まで
(電話:047-436-5656)



第10回千葉滋賀県人会見学会 (平成25年5月30日)


  「東京みなと館」と「船の科学館」で実施

  例年より早い梅雨入り、加えて午後から一層風が強まるとの予報が出た見学
会当日の朝、当初予定の東京港を視察する「新東京丸」欠航の連絡が都庁より
入り、急遽「東京みなと館」へ予定変更し、見学会を実施しました。  
  集合時間前に参加者31名全員集合、ゆりかもめで「東京みなと館」へ。余
談ですが竹芝駅で見学先の入場料を個人から袋に入れてもらい計算せずに受付
で手渡した処、小銭ばかりだのにドンピシャリ。受付嬢も思わずニヤリ、さす
が近江商人の血を引く人達と妙に関心。さて肝心の
    「東京みなと館」
  場所はゆりかもめテレコムセンター駅の横、青海フロンティアビル20階で
す。館内の入り口近くに江戸期の港の大型模型があり、ガイドで江戸湊は浅瀬
が多く大型船は沖に停泊し小船で荷を運んだとの事、また埋め立ても江戸期よ
り行われ、現在でも東京港の埋め立て、浚渫が盛んに行われ港は拡大しており、
コンテナの取り扱いに限れば、日本一の港だそうです。地上百メートルのみな
と館から見下ろす岸壁はコンテナばかりでコンテナが輸送の中心になっている
ようです。船も大型化して目に見えない船腹に9段のコンテナが積まれ、船上
に6段と一隻で4千個からのコンテナを積む船もあるようです。大きなガント
リークレーン(通称キリン)でコンテナを扱うのですが、一人で操作し手助け
もあるようですが2分に1個の割合で積み下ろしをしているそうです。会員よ
りコンテナの積み忘れ等無いかとの質問に、コンテナ横に書かれた記号を機械
が読み取りコンピューターで全て管理されており、今まで一度もミスは無かっ
たようです。船は港に入ると入港料,接岸料、荷揚げ料を徴収されるが、時間
がかかるほど費用もかかるのでコンテナは経費削減に適しているとの事、しか
し船には大量のコンテナが積めるが陸上輸送はトラック1台でコンテナ1つ、
道路の関係で長さにも制約があり難しいようです。
約1時間のガイドも終わり記念撮影をして次に移りました。
    「船の科学館」
  本館がリニューアル準備中で船形の大きな建物は残念ながら見学するところ
が無くトイレを利用したのみに終りましたが、岸壁に係留されている南極船宗
谷の見学をしました。予想に反して小さい船体と宗谷の数奇な運命(ソヴィエ
ト船―特務艦―引揚船―巡視船―南極観測船)を知りその強運と働きに驚きま
した。船室を見て士官と一般乗組員の待遇に大きな差があるのを感じましたが、
いずれにしても狭い船室で乗り組んだ方々のご苦労に思いが行きました。
  宗谷の先の岸には戦艦陸奥の主砲が置かれていましたが宗谷と比べてその砲
身の長さ、太さにただただ驚くだけでした。
次にMINI展示場で客船や貨物船、海上保安庁の巡視船、海上自衛隊イー
ジス艦などなどの船舶模型見学、海上保安庁の提供なのか北朝鮮工作戦との銃
撃戦から自沈に至る映像は、日本近海で起きた事件でもあり物騒な物を感じ
ました。
  2時半から始めた船の科学館見学も約1持間で終わり次回の再会を約して解
散となりました。
  今回の見学会は天候に恵まれず、計画通りには行きませんでしたが、新しい
知識も得ることが出来,有意義な一日だったと思います。

第10回見学会写真



平成25年新年会


  2 0 1 3年の新年会が 2 月 2 4 日( 日 )、千葉市の三井ガーデンホテル千葉に
64人の参加を得て盛大に開催されました。
  小野会長の挨拶に続き、日野町出身で埼玉滋賀県人会所属の株式会社矢尾本店
の矢尾直秀会長に 「 近江商人 」 と題して講演をしていただきました。
  矢尾氏は自ら 「 近江商人 」 の 8 代目として埼玉県秩父市で酒造業、百貨店業、
葬祭業等を経営されています。矢尾グループの歴史は古く、近江日野商人 ( 現
在の滋賀県蒲生郡日野町周辺。近江商人 )の初代 「 矢尾喜兵衛 」 が1 7 4 9 年
( 寛延 2 年 )に屋号 「 升屋利兵衛 」 として酒造業を中心に秩父に創業して以来、
今年で創業から 264 年 を迎えました。
  矢尾氏の講演は近江商人 ( 高島 ・ 八幡 ・ 日野 ・ 湖東商人 )の発祥 ・ 発展の要
因 ( 天領飛び地説など ) の分析や主要な近江商人の例示 ・ 解説に始まり、連綿
と伝承されている 「 近江商人の心 」 の重要性を強調されました。 戦後に名付け
られた 「 三方よし ( 売り手よし、 買い手よし、 世間よし ) 」 の心に 「 信仰心 (仏
の意思で商品をお届けする ) 」 を加えて何よりも 「 正直であること 」 が大切であ
ると引き継がれており、また当時から不況の際には 「 お助け普請 」 を行ない失
業者に建築の仕事を与え、 地域に貢献したことなど興味深いお話も伺うことが
できました。
  講演に続く参加者全員の記念撮影の後、 懇親会に入り 、全国滋賀県人会連合
会会長の代理として上林好一氏(東京滋賀県人会評議員)の挨拶、滋賀県東京
事務所長の上山哲夫氏のご発声で乾杯。その後、初出席者の自己紹介、昨年秋
に発足したゴルフコンペの次回開催の案内を挟み、和やかな談笑で懇親会の時
間が瞬く間に経過しました。 そして前川尚美顧問の中締めに続き、 恒例の 「 琵
琶湖周航の歌 」 の斉唱をし、 日野菜の長漬け、ドレッシング及び中村浩顧問提
供のクラブハリエ ( たねや ) のバゥムクーヘンを手土産にお開きとなりました。

新年会記念写真




見学会   平成24年10 月26日(金)   
   
  醤油のまち・野田の原風景散策    
       
  利根川、江戸川、利根運河に囲まれた野田市は、江戸時代水上交通で栄えた関宿、二千本
の桜や躑躅で有名な清水公園、醤油の街野田、将門伝説のある神社仏閣、明治中期に出来
た利根運河の周辺等等見所豊富な街です。
  第九回見学会は醤油の街野田を採り上げ「ものしりしょうゆ館(キッコーマン野田工場)&野
田の原風景散策」と題して見学を行いました。
  定刻に野田市駅前に集まった会員の皆様へ小野会長より簡単な挨拶の後、早速「ものしりし
ょうゆ館」へ移動。ガイド嬢の案内で醤油ができるまでの工程を映像と実際のラインの見学で
知った後、最近工場内に移築された御用蔵見学。工場では最新の機械設備で原料から製品
になるまで人手を掛けずに進められるのに対し、御用蔵では殆ど人力での製造、このため工
場で六ヶ月で出来る醤油が御用蔵では一年かかっているそうですが、味は絶品。工場見学が
終わり、醤油などの土産をもらって暫く休息。
  愈愈野田の原風景散策に二班に別れてむらさきの里野田ガイドの会の山本さん(一班)と山
寺さん(二班)の案内で5分間隔で出発。工場を出て県道四十六号線を歩くと街灯に機関車
のモニュメントが施され有吉通りと命名されています。東武野田線発祥の地(現在は総武物流
本店)だそうで、昔は馬で醤油を江戸川へ運び出荷していたのが、馬に変わって千九百年に
人車鉄道(人力で動かすトロッコの様な物)が設立され、これが発展して今の東武野田線にな
ったそうで、当時の有吉千葉県知事が鉄道敷設に尽力してくれたのを記念して「有吉通り」と
言うそうです。茂木本家美術館前を通って、野田市最古の木造家屋「茂木七郎治」家を観察。
門長屋のある大きな家で今でも住んでおられるそうで、さぞかし維持が大変だろうと同情する
次第。キッコーマン旧本店跡と新本店を見て「興風会館」へ。昭和四年の竣工で当時は千葉
県庁に次ぐ大建築と言われたそうですが、今は一般に開放され様々な催し物に利用されてお
ります。大講堂の座席に少し座った後、過って野田商誘銀行があった千秋社(キッコーマンの
大株主)を外から拝見して春風館道場へ。初代野田醤油の本店社屋で現在では柔剣道や弓
道の練習場として利用されています。市民会館(旧茂木佐平治家邸宅で市に寄贈された純和
風の邸宅と庭園)で最後のガイドを受けて休憩。野田名物の枝豆や醤油を使ったお菓子を食
べて四時半に解散。好天に恵まれボランティアのガイドさんも楽しく良い見学会でしたが、野田
は千葉県の外れで、参加された方々にはお疲れになったことと思いますが、次の機会にもご参
加くださるようお願いします。




第2回 「淡海の人大交流会」 盛大に開催 (平成24年10月18日)


  去る10月18日品川プリンスホテル「伊吹の間」において「第2回淡海の人大交流会」
が盛大に開催されました。
  本会は、「首都圏できばる滋賀県人の集い」として首都圏各県人会(東京・神奈川・千
葉・埼玉・静岡など)、各高校関東同窓会の所属会員、今春に再設された「湖国寮」の
学生、その他滋賀県にゆかりの方など各界で活躍されている皆さんの集まりとなりまし
た。
  今回は前年を大幅に上回り300人を超える淡海の人が参集し、我が千葉滋賀県人会か
らも15名が出席しました。
  当日は、作家の童門冬二氏の講演で「今に生きる近江商人の知恵」をテーマに論語の
「恕(相手の立場に立つ)」が根源にある近江商人の「三方よし」の精神が現在のビジ
ネス哲学として益々重要性を帯びてきていること。日野出身の戦国武将「蒲生氏郷」の
進取の施政や故郷を想う気持、などの充実した内容でした。
  実行委員長田原総一朗氏(彦根東・評論家)も挨拶で現下の国際情勢においても「三方
よし」の取組姿勢が必要とされるとのことでした。
  その後、嘉田滋賀県知事などの来賓挨拶の後、会場は、久しぶりの再会を喜び合う人、
この機会にネットワークの拡大のために行き交う姿など活発な交流が展開されました。
  最後に「琵琶湖周航の歌」を合唱し、千葉滋賀県人会の顧問でもある中村浩 副実行
委員長の力強い中締めでお開きとなりました。


写真はここからご参照下さい


 



平成24年7月29日


平成24年度年次総会のご報告

千葉滋賀県人会
会長 小野 忠和

謹啓 猛暑の候、会員の皆様にはますますご清祥のことと拝察いたします。
4年に1度のオリンピックイヤー、日本代表選手たちの活躍に日本全体が励まされ、震災復興の
思いを一つに、絆が一層強くなっているものと思います。
さて、千葉滋賀県人会では、平成24年度の年次総会を7月29日(日)午後、千葉市の三井ガ
ーデンホテル千葉で開催致しました。県人会は発足から6年を経過し、会員数は130名と増加
しております。総会には57名の方々の参加をいただきました。
総会の議題は
    ①平成23年度 事業報告 並びに平成24年度 事業計画
    ②平成23年度 会計報告 並びに監査報告
    ③役員 新任・再任の報告
以上の3議案で、満場一致で承認されました。詳細につきましては別添資料の通りですので
ご確認下さい。
総会終了後、全員で記念写真撮影。その後の懇親会では全国滋賀県人会連合会の会長の代理として東京滋賀県人会の評議員の上林好一氏のご挨拶・ご発声で乾杯。今年4月に就任された
滋賀県東京事務所の上山哲夫所長からは、県の近況報告や東京での県関連イベントなどが紹介されました。初参加者3名の自己紹介及び最高齢者の若々しいご挨拶の後、会食懇談となり、7つの円卓を行き来する和やかかつ賑やかな懇親会となりました。
最後に森中会員による中締めに続き、恒例の「琵琶湖周航の歌」を斉唱し、お開きとなりました。

時節柄一層、健康にご留意されますよう祈念いたします。

謹白

  
平成24年度役員は次の通り(敬称略)です。よろしくお願い申し上げます。
会長 小野忠和
事務局長 新納瑞穂
幹事 新木萬全 馬場弘二 中谷弘美
顧問 上野孝一 園川裕 谷口勝己 中村浩 前川尚美
● このたび諸事情により事務局長が交代いたしました。
新事務局長 ・新納瑞穂幹事
新事務局 ・〒270-1412 白井市桜台3-3-3 ☎047-491-9021


     前事務局長新木萬全氏は会創設以来7年に亘り会全般の運営と発展にご尽力をいただきました。
心から厚く御礼を申し上げます。今後は引き続き幹事としてご活躍いただきます。







新年会の写真は上記文章内をクリック、或いはこちらから





淡海の人大交流会の写真は上記文章内をクリック、或いはこちらから








見学会(鳥の博物館他)の写真はこちらから





総会 平成23年7月18日(祝)三井ガーデンホテル千葉にて開催

 7月 18日 (月・祝) 午後、平成23年度千葉滋賀県人会の年次総会を、千葉市の三井ガ
ーデンホテル千葉で開催しました。県人会は発足から6年目を迎え、会員数は当初から比
べるとほぼ倍増し 125名 (7月18日現在) と着実に増加しております。年次総会には会員
の4割の50名の方々がお集まりいただきました。  
 年次総会の議題は①平成22年度事業報告並びに23年度事業計画(「事業報告」の項をご
参照ください)②平成22年度会計報告③役員再任の報告――以上3件で、満場一致で承認
されました。  
 総会後の懇親会に入る前に、全員で記念撮影。懇親会は全国滋賀県人会連合会理事・奥
田修氏 (大髙会長代行)のご挨拶・ご発声で乾杯。 今年4月に就任された滋賀県東京事務
所長 ・ 東清信氏からは、来年4月に再建竣工予定の湖国寮の紹介、今年10月に発足予定の
 「淡海の人(首都圏で活躍中の滋賀県ゆかりの人々の交流組織)」 の趣旨説明、NHK大河
ドラマ 「江~姫たちの戦国~」 で盛り上がっている滋賀県の観光の様子などを紹介されま
した。 その後は総会初出席 5名の自己紹介などがあり、初めて参加された方も旧知のよう
に打ち解け、午後のひとときを時間の経つのも忘れるほど楽しく懇談しました。 その後、
谷口勝己顧問の中締めに続いて、一同<が手を繋いで「琵琶湖周航の歌」を大合唱し、お開
きとなりました。





見学会 10月27日(水) 筑波宇宙センターと地質標本館見学会  写真を見る
 


 快晴に恵まれた10月27日、筑波宇宙センターに参加者全員が定刻前に集合。ガイドの
高橋さんにカメラを頼んで実物の宇宙ロケットの前で全員の記念撮影をしました。  
 見学会は実物の百万分の一と言う地球が出迎える展示館より開始。気象衛星で御馴染み
の「ひまわり」や「ゆり」「さくら」「こだま」等等、各種の宇宙衛星が陳列されていまし
たが、衛星を覆う断熱材の取り付け方や薄さに驚かされました。宇宙は無重力状態なので
簡単で良いそうです。次いで宇宙飛行士船内実験室に入ったり、実物や模型のロケットを
見学してバスに乗車。車内から人工衛星をコントロールしているパラボラアンテナを観察
し宇宙飛行士養成棟へ。宇宙飛行士の訓練設備や宇宙服(米国製はツーピース重量約120キロ、一人では着用できないそうです。ちなみにロシア製はワンピース)に感心しながら約75分の見学を終りました。  
 地質標本館へは歩いて移動。道中公孫樹の下に沢山落果した銀杏や、松林の中のきのこ
を見て秋を感じながら標本館へ入館。  
 標本館では少々時間前でしたが見学を開始、ガイドの兼子さんが面白い女性で楽しく見
学させてくれましたが、途中男性の館員も案内に加わり、また県人会会員からの質問も出
て、地殻変動など良い勉強になりました。  
 そこで出題されたクイズ、①富士山の下には幾つの山があるか? ②箱根には多くの温
泉があるのに富士山に無いのは何故か?  
 最後の第四展示室ではカットされた10カラットのダイヤや各種宝石の原石に関心を持ち
ながら再会を約して解散となりました。

(クイズの答え) ①、宝永4年(1707年)の大噴火で古御岳(コミダケ)と古富士が埋まって現在の富士
山になった。答え 2つ。  ②富士山の冷たい伏流水のために冷やされて温泉が出ない。深く掘れば
温泉は出てくる。答え 富士山の伏流水の影響。




競技 10月1日(金)、2日(土) バドミントン競技を観戦  写真を見る
 
  10月1,2日に、県人会小野会長・馬場幹事が野田市総合公園体育館で開催された国体の
バドミントン競技を観戦・応援しました。
  成年男子では滋賀県出身で他の県の代表となって活躍している選手もいました。
3回戦で皮肉にも滋賀と千葉の対戦となり、接戦の結果、千葉(坂本出身の山口選手他)が勝利。その千葉は準々決勝で三重(比叡山高卒の松本選手他)を破り、決勝では東京と対戦した千葉が見事優勝しました。
  滋賀県出身の選手たちは、所属チーム(県)の枠を超え、滋賀県人として心を一つに、和やかにカメラに収まりました。
少年男子は準々決勝で敗退しましたが、滋賀県勢のレベルは非常に高いようで今後が楽しみです。



国体 平成22年9月25日(土) ゆめ半島 千葉国体開会式に出席  写真を見る
 
「今房総の風となりこの一瞬に輝きを」をスローガンに、第65回国民体育大会が千葉県
で開催されました。千葉県での開催は昭和48年の「若潮国体」以来37年ぶりです。9月
25日には天皇・皇后両陛下ご出席のもと、開会式が千葉マリンスタジアムで行われ、千葉
滋賀県人会からはいくつかのグループが応援に駆けつけ、郷里滋賀の選手団入場に熱い声
援を送りました。今回の千葉国体には全国から約2万人が集まり、滋賀県からは役員や選
手など総勢364人が参加、10月5日までの11日間、37の会場で熱戦を繰り広げました。
  千葉滋賀県人会としては、一大応援団を組織して開会式に臨もうとしましたが、諸般の
事情で、一グループ最大4人の申込で座席を指定され、集団行動が制約され、旗やのぼり
も制限されました。従って、会員は数組に分かれて応援をしました。
  開会式当日は、前日からの雨が朝まで残り、入場者にはレインコートが配布されました
が、開始時には青空が広がり絶好の開会式日和になりました。
  会場では、式典前に少年団の武道演技や、創作ダンスなどで2千人の千葉県民が会場を
盛り上げ、その後選手団が入場行進し、森田健作千葉県知事が開会宣言。炬火が点火され
ました。開会と同時に上空には、航空自衛隊の飛行隊ブルーインパルスが飛来、青と白に
カラーリングされた6機が一糸乱れぬフォーメーションを披露し参加者を魅了しました。

  尚、今国体では滋賀県選手からは優勝、入賞が続出し、その活躍の結果は 「滋賀県体
育協会」のホームページに発表されています。



総会 平成22年7月11日(日) 三井ガーデンホテル千葉 写真を見る
 
 7月11日(日)午後、平成22年度千葉滋賀県人会の年次総会を、千葉市の三井ガーデン
ホテル千葉で開催しました。出席者は来賓2名を含めて51名。これまででいちばんの盛会
でした。千葉滋賀県人会は今年4月で発足から丸5年となり、会員数は115名(7月1日現在)
となり、当初から比べるとほぼ倍増しました。年次総会には会員の4割を超える方々がお集まりいただき、厚くお礼申し上げます。

 年次総会の議題は①平成21年度事業報告並びに22年度事業計画②平成21年度会計
報告③役員再任の報告――以上3件で、満場一致で承認されました。当日ご欠席の方々には、この3件につき別途お送りしましたので、ご覧いただいたことと思います。

 総会後の懇親会に入る前に、全員で記念撮影。約50名となるとなかなかの壮観です。
懇親会は全国滋賀県人会連合会理事・奥田修氏(大髙会長代行)のご挨拶・ご発声で
乾杯。懇親会に駆けつけられた滋賀県東京事務所長・畑丈夫氏は、来年のNHK大河
ドラマ「江~姫たちの戦国~」で滋賀県を大いにPRしようと頑張っている様子を紹介され
ました。その後は新入会員の紹介など簡単なイベントがあり、午後のひとときを楽しく懇談
しました。初めて参加された方も旧知のように打ち解け、あっという間にフィナーレへ。
前川尚美顧問(元滋賀県副知事)の中締め、「琵琶湖周航の歌」の大合唱でお開きと
なりました。

 尚、事務局から下記のような報告やお願いがありました。

 1、会員名簿の取り扱いにくれぐれもご注意ください。また、名簿記載を望まない方は
      お申し出ください。
 2、ホームページの会員投稿欄に写真・俳句・短歌・俳画・エッセーなどをどしどしお寄せ
      ください。ホームページを活性化し、交流の輪を拡げましょう。
 3、会員増加にご協力を。お知り合い・ご親戚など滋賀県出身者をご紹介ください。
 4、 9月25日から始まる「ゆめ半島 千葉国体」に郷里の選手を応援しましょう。


見学会 平成22年6月10日(木) 「ていぱーく」と「日本銀行本店」見学会 写真を見る
 
第5回目の見学会を6月10日(木)午後1時より、東京・大手町の「ていぱーく(逓信総合博物館)」と日本橋・三越近くの「日本銀行本店」で開催しました。

 当日は好天に恵まれ41名が参加。「ていぱーく」入り口で小野会長の挨拶の後、NHK放送館から見学を開始。デジタル放送に向けての説明が中心でしたが放送初期の頃のラジオや終戦の玉音放送等、瞬く間の時間でした。次はNTT東日本の情報通信館で、平賀源内の「エレキテル」(国の重要文化財)や古くからの電話機、交換機、無線通信機器など珍しい機器も見学、郵政資料館では郵便ポストや飛脚などの逸話を交えた郵便事業の歴史に耳を傾け、約32万種を展示した切手ギャラリーで終了しました。全部ガイドが付き、放送・通信・郵便の過去から未来までを要領よく見学出来ました。

 「ていぱーく」から歩いて7~8分で「日本銀行本店」へ。この建物は国の重要無形文化財に指定されていて、現在は見学用だけになっていますが、まず金属探知機をくぐっての入館にびっくり。ビデオでお札や物価、金融システム、金融政策の話を聞いた後、2班に分かれガイドに従って見学しました。関東大震災でもびくともしなかった地下金庫、25トンもある金庫の扉、お札を運んだレール跡や大エレベーター、1千億円相当の銀行券展示物、旧営業場、歴代総裁の掲額写真、旧役員専用の鏡付金ぴかエレベーター等々、見所豊富な、有意義な見学会でした。一方、事務方としては、立っている時間や歩く時間が長く、お疲れになったのではないかと反省しています。

 最後に内庭にある昔の馬の水飲み場の前で記念撮影をし、年次総会での再会を約して解散しました。  



新年会 平成22年2月14日(日) 三井ガーデンホテル千葉にて開催    写真を見る
 
2010年新年会を千葉市・三井ガーデンホテル千葉3階「飛鳥」の間で2月14日に開催。
51名の多数の方に参加していただきました。  

冒頭、小野会長から、会員数が110名に増加したこと、見学会等の企画(今秋には
千葉国体が実施されるので、県人会としても応援に参加を検討など)を一層充実させ
たい等の挨拶がありました。  

次に、日本経済新聞社論説委員の小林省太氏に「皇室報道の難しさ」と題して 講演を
いただきました。

皇室の構成、国民の関心が高い「開かれた皇室」報道の中での行き過ぎたスクープ報道
の懸念、元宮内庁長官による昭和天皇発言のメモ(いわゆる富田メモ)をもとに靖国参拝
中止についての報道にいたるエピソードなど奥深い、有意義な内容でした。

尚、皇室のご活動について関心のある方は宮内庁のホームページをご参照くださいとの
ことでした。  

記念撮影の後、懇親会に入り、5名の初出席者の紹介を行ない、中関周一全滋連理事の
発声で乾杯。

その後、各テーブルで自己紹介を交えて親しく和やかに一時間余にわたり懇談。

恒例の「琵琶湖周航の歌」の斉唱をもってお開きとなりました。 


見学会 平成21年10月27日(火) 陸上自衛隊習志野駐屯地第一空挺団    写真を見る
 
 平成21年10月27日(火)陸上自衛隊の習志野駐屯地にある第一空挺団を見学しました。
 会員の皆様からのご要望が多かった見学先だけあって、44名(うち女性13人)の参加をいただきました。前日の風雨が残るのではと心配しましたが、当日は打って変わった好天に恵まれ、屋外での訓練風景を見ることも出来ました。
 成田街道に面した正面ゲートには迷彩服の隊員が立哨しており、少し緊張し姿勢を正して入場すると、左手には歴史を感じさせる松の木立や幾つかの碑があり、見学内容の一端を暗示するモチーフとなっています。
 全員が時間厳守で集合すると空挺団広報幹部の西東さんが全員に聞こえる張りのある声で案内をしてくれます。団体行動での正確な口頭伝達の重要性を認識しました。
 午前中は室内でのレクチャーで「歓迎千葉滋賀県人会」の文字が我々を迎えてくれ、プロジェクターを利用して駐屯地(8万2千坪)や演習場(67万坪)の歴史や空挺団の役割などを解りやすく説明してもらいました。
 駐屯地の歴史は明治五年に遡り旧陸軍演習場として大和田原(江戸時代の幕府直轄の放牧場…小金原ともいう)に開設し、翌年に初の大演習を行った。そのときの天皇のお言葉が「習志野(原)」の地名の由来(注1)となった耳寄りな話題もありました。当時は騎兵中心の演習場で350万坪あり、駐屯地も27万坪で大正時代には騎兵学校が創設され騎兵のメッカとして栄えたとのことです。戦後、米軍駐留などを経て昭和29年に現在の空挺団を中心とした体制の歴史が始まりました。
 現在の第一空挺団(パラシュート部隊)の任務は国土への侵略に対する備えを中心にし、実際は航空機事故、大震災などの災害派遣(人命救助、物資…トラックなども…の運搬・投下、災害復旧など)、国際協力、テロ対策と幅広く活躍していることが分かりました。
 これらの任務を遂行するために隊員の教育訓練は「精鋭無比」を合言葉に、確実、機敏、細心、大胆、協同の心構えで降下訓練を実施、人命救助システムの会得にも力を入れていることなどの説明がありました。
 最後に活発な質疑応答もあり、普段余り触れることの無かった自衛隊の実態を理解することが出来たのではないかと思います。
 蛇足ながら、津田沼から松戸までぐねぐねと走っている新京成電鉄は旧陸軍の鉄道建設の練習線で、意識的にうねりをつけたものと伺いました。
 そして、売店を覗いた後、隊員食堂にて隊員と同じメニューを味わいました。食事班の隊員が作る食事はボリュームがありましたが、栄養のバランスにも配慮した美味しいもので、女性の方も殆どの人が残さずに平らげました。
 午後は、腹ごなしを兼ねて屋外訓練などの見学です。広場での十人単位の基礎訓練(整列、声だしなど)。高度恐怖を克服するための11メートルの塔からの飛び出し訓練(時間と年齢?の関係で我々は体験を遠慮しました)。さらに各機材を見て、最後は「空挺館(歴史資料館)」へ向かいました。
 「空挺館」は明治44年に天皇の「御馬見所」として東京・目黒に建てられたものを、大正五年に当地へ移築されたもので、改良進化してゆく落下傘の実物や、戦時中の銃剣、写真などが展示してあり、「坂の上の雲」関係の特別展示もありました。
 これらの展示は戦争を美化したものではなく、広報の西東さんが最後に「自分は戦争を好まず戦争をさせないために自衛官をやっている」と熱っぽく話されたのが印象的でした。
 今回参加できなかった方も、一般に開放される三大行事(1月の落下傘初降下訓練、4月の創立記念日、8月の夏祭り)をご覧になってはいかがでしょうか。

 (注1 習志野の由来)明治天皇が演習を天覧され、篠原国幹少佐の指揮振りに感銘し、
          「習篠原(篠原に見習いなさい)」とのお言葉から『習志野原』と命名された。




総会
 
平成21年7月12日(日)三井ガーデンホテル千葉にて開催    写真を見る

概要:事業報告

見学会 平成21年6月11日(木) サッポロビール千葉工場    写真を見る
 
 6月11日、サッポロビール船橋工場の見学会を行いました。
 申込者25人全員が定刻前に集合、JR・京成両津田沼駅から無料のシャトルバスに
乗って工場へ。正午からガイドさんの上手な説明を聞きながら、40分にわたる見学会がスタートしました。
 おいしいものは、原料からこだわります。サッポロビールでは世界11カ国の生産者と協働契約栽培をし、品質の向上に努めているそうです。
 ビールは原料に二条大麦を使い、発芽させた後に根を取り除き麦芽を作り、焙燥(高温乾燥)します。焙燥時の温度が摂氏80度で黄色のビール、140度だと赤ビール、200度では黒ビールの原料になるとか。麦芽を粉砕し副原料と温水を混ぜて仕込み、酵母を加えて発酵、熟成の過程を経て、最後にろ過・殺菌されてビールの誕生です。
 大瓶換算で100万本近く入る巨大な仕込みタンク、1分間に1,550本缶詰めできる新鋭設備などに目を見張り、工場の広さや機械化による従業員の少なさ、きれいな内部に感嘆の声も上がっていました。工場内はどこも写真撮影が禁止され、ノウハウの厳重な保護も目のあたりに。
 見学コースの最後は、お待ちかねの新鮮なビールの試飲。「おいしい!」の声があちこちから上がり、お代わりも次々・・・。記念撮影後に解散となりましたが、多くの会員が隣接するビール園へ移動。賑やかに飲みかつ食べ、再会を約してお開きとなりました。



新年会 平成21年2月15日(日) 三井ガーデンホテル千葉にて開催    写真を見る
 
 平成21年新年会を千葉市・三井ガーデンホテル千葉で2月15日に開催。
 参加者は48人とこれまででいちばん多く、講演会と懇親会を楽しみました。
 講演会は滋賀県出身の元NHKアナウンサー山田誠浩氏に「縁は異なもの味なもの~アナウンサーとして出会った人々」と題して話していただきました。
氏は、名古屋でまだ無名だった作家宮城谷昌光氏との出会いから今日に至るまでの付き合いや、美空ひばりさんの他人に対する心配りの素晴らしさ、視覚障害者との心温まる交流など、NHK時代の体験を巧みな話し方で語り、聴く人々の心をひきつけました。
 全員で記念撮影の後、懇親会。中西正一全国滋賀県人会連合会理事の乾杯に始まり、
畑丈夫東京滋賀県事務所長の挨拶、全員の自己紹介と続き、あちこちに話の輪が・・。
膳所高放送部で先輩後輩だった山田氏と根本会員の奇遇もあり、和気あいあいとした楽しい時間を過ごし、再会を約してお開きとなりました。



見学会 平成20年11月4日 国会・警視庁    写真を見る
 
 穏やかな小春日和に恵まれた11月4日、国会(参議院)と警視庁の見学会を行いました。

5月の成田国際空港に次ぐ2度目の見学会です。参加者は予想をはるかに超える33人。国会も警視庁も、個人ではなかなか足を運べないのが好評の原因だったようで、ご夫婦での参加も数組ありました。
 午後零時45分、参議院議員会館に集合。国会見学の案内をお願いしたのは、参議院議員で近江兄弟社高校卒業の有村治子氏です。秘書で弟の有村国知氏が付き添い、きめ細かく面倒をみてくださいました。
 午後1時、参議院通用門から入り、見学会がスタート。入ってすぐの参観ロビーには、参議院の歴史を示すパネルや写真が飾られ、議員席やギャベル(議長席の木槌)の模型があり、自由に使ったり写真を撮ったりできます。実は院内で見学者が写真を撮れるのはこの部屋だけで他はいっさい撮影禁止です。ざっと予備知識を仕入れてから、靴がすっと沈み込む赤じゅうたんを踏みしめて本会議場へ。
 国会議事堂は大正9年に着工し、17年という長い年月をかけて昭和11年に完成しました。地上3階(中央部4階、中央塔9階)、地下1階建てで、南北約206m、東西89m。中央塔の高さは約65メートルあり、上部には信楽焼の陶板が使われています。
 参議院が誕生したのは昭和22年で、貴族院を引き継ぎました。議場正面には、開会式に天皇陛下が臨席されるお席があります。陛下のお席が衆議院にはなく、参議院にあるのも、貴族院の名残りでしょうか。議場内の議長席、大臣席、議員席、傍聴席などはテレビ中継でよく放送されますが、実際にこの目で見ると、天窓には唐草模様のステンドグラスがはめ込まれ、至るところに木彫りの彫刻が施され、じゅうたんやカーテンも荘重そのものです。
議場を出て、天皇陛下の御休所や中央広間で説明を受け、庭園へ。遊歩道には「都道府県の木」が1本ずつ並び、中ほどに滋賀県のイロハモミジも見つけました。最後に記念撮影というところへ有村議員が駆けつけ、全員と握手・談笑。写真にも加わっていただきました。
 ほぼ1時間の国会見学を終え、10分ほど歩いて桜田門の警視庁へ。ふれあいひろば警視庁教室で、都民の安全・安心を守る警視庁のビデオを観た後、警察参考室に案内されました。ここには、初代警視総監・川路大警視の愛刀や裃、西南の役の資料、五・一五事件の檄文、関東大震災の写真集、あさま山荘事件の遺品、階級章、制服など約千点が展示されています。部屋の一角には白バイが置かれ、記念撮影ができるようになっています。
 最後に東京23区からの110番を受ける通信指令センターを見学しました。テニスコート2面分ほどの広い部屋で、1日平均5千件(18秒に1件)近くの電話を24時間体制で受け、処理しています。正面の壁には都の1万分の1の地図が貼られ、刻々変わるデータの表示板があり、緊迫感が伝わってきました。
 午後4時すべての見学が終了しましたが、どこでも皆、熱心に見聞し、質問しておられました。帰宅後、夕食時にご家族に詳しく話されたことでしょう。やむを得ないこととはいえ、立っている時間が長く、お疲れになった方もおられたようです。さまざまな反省は、今後の見学会に生かしていきたいと思います。お疲れさまでした。次回の見学会は来年行うつもりです。今回参加できなかった方も、ふるってご参加ください。  




総会
 
平成20年7月13日(日)三井ガーデンホテル千葉にて開催    写真を見る

詳細:省略


見学会 平成20年5月12日(火) 成田国際空港    写真を見る
 
 5月12日、開港30周年を迎えた成田国際空港を見学、26人が参加しました。
成田国際空港㈱社長の森中小三郎氏が当会の会員で、見学を申し込んだところ、
快諾を得、実現したものです。  

 午前10時過ぎ、同社広報室副主幹大竹剛氏のレクチャーを受け、ビデオで
予備知識を仕入れて、専用バスで出発。  

 バスは厳重な二重のゲートを抜けて空港内へ。
「ゲートから先は外国扱い」なので、最初は厳重な警戒と相俟って緊張も
しましたが、案内役の大竹氏の豊富な知識と軽妙な口調の説明でリラックス
ムードの見学となりました。管制塔の横を通った時は、中の見学を期待しましたが、
バスの中だけの説明に終わり、少々残念でした。  

 しかし、滑走路から少し離れた草むらからの航空機発着の見学はさすがに
見ごたえがありました。眼前、轟音をとどろかせて発着を繰り返す世界各国の
航空機餌、マニアであれば1日中見ていても飽きないだろうと思いました。  

 成田国際空港は世界36カ国2地域、国内8都市を結び、73社の航空会社が
乗り入れていて、まさに世界の航空機の展示場の感があります。
年間の航空機発着回数は19万回余、旅客数約3,500万人(世界第6位)、
輸出入貨物取扱高約10兆円(同第3位)という世界有数の大空港ですが、
他国と競争するにはいっそうの拡大も急がれています。  

 見学会は約2時間。旧下総御料牧場跡の桜並木、世界で唯一の洗機場、
貨物の積み込み、表示を消した輸出用中古機、今も残る空港反対派の建物や
畑なども見られ、一方、24時間運用の課題、羽田空港との競合、新滑走路の
建設など多くの問題も抱えていることもよく分かりました。
開港30周年という節目の年に、見学できたのは有意義で得難い体験でした。




新年会
 
平成20年2月16日 三井ガーデンホテル千葉にて開催;   写真を見る

 去る二月十六日午後、千葉市内のホテルで千葉滋賀県人会の新年会を開催しました。
会員八十五人中四十二人が参加され、あちこちで旧交を温める場面や、郷里の話に
花が咲き、盛会のうちに推移しました。
 
 小野会長の開会の挨拶に続き、講演会は文化女子大学教授高橋茂男氏に「躍進中国
の虚像と実像」と題し、最近の中国事情について経験を元に、熱のこもったご講演を
いただきました。
以前より理解していたことと相違する中国情勢の実体に驚き、興味の尽きない内容でした。 
ギョーザ事件が連日報道されていた時で、背景について色々な事実をお聞きすると、
多分に起こり得ると納得しました。

 中国では、国家主席は日本では天皇陛下に匹敵すると理解されているとのお話があり、
新しい発見でした。
その意味で、五月初めに胡錦濤主席の国賓としての訪日で、日本の対応を注目していま
したが、来日最初の公式行事が皇居での天皇陛下の歓迎式典で、妙に安心しました。
もっと聞きたかったのですが、スケジュールの都合で、短時間にならざるを得なかったのが
残念でした。

 懇親会では、ご出席の滋賀県東京事務所副所長の高砂利夫氏、東京滋賀県人会理事の
中関周一氏から挨拶をいただきました。

 最後に全員で「琵琶湖周航の歌」を高らかに合唱。今後魅力ある運営を目指すこと、および
会員増のために現会員のご協力をお願いして散会しました。