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千葉滋賀県人会第25回見学会
本所防災館
令和7年10月17日
消防の象徴がお出迎え
近代的なデザインの外観
来館記念の写真用に
 

 10月17日(金)、第25回見学会を開催しました。秋雨模様のぐずついた天気が続いていましたが、当日は久し振りの秋晴れ、参加者14名が総武線錦糸町駅に集合しました。
 今回の見学先は「東京消防庁・本所防災館」です。近い将来の発生が懸念される大規模自然災害に備える為にも、「防災の知識を身に着けよう」との趣旨で企画しました。「本所防災館」は錦糸町駅から徒歩約10分、本所消防署と同じビルの中にある大きな施設です。当日は、小学生の団体や外国人のグループ等多くの人が学習に訪れていました。防災体験コーナーが充実していて人気の施設なのかもしれません。
 到着後即受付を済まし、4階の防災シアターへ。迫力のある音響システムで地震がテーマの映像を視聴した後、さっそく体験コーナーへ移動しました。
 最初は「煙体験コーナー」です。インストラクターから、「火事を発見したら最初に何をしますか?」との質問。答えは「119番通報の前に『火事だ!』と大声で叫び周りの人に知らせること」…等火災についての基本的な知識を学び、いよいよ体験部屋へ。煙で前が見えない通路を、低い姿勢で壁を伝いながら出口まで全員無事に到達、疑似体験とは言えほっと一息です。
 2つ目は「消火体験コーナー」です。消火器の使用手順は「ピンを抜き→ホースを火元へ向け→レバーを握る」の順。「ピン・ホース・レバー」を忘れないことが重要です。実際の火災をシミュレートした大型のスクリーンに向かって4人が1グループで放水し、全グループ見事消火に成功しました。
 次は「応急手当体験コーナー」です。訓練用の人形を使ってAED(自動体外式除細動器)の使い方を学びましたが、実際の緊急時に焦らず使いこなすには、機会ある毎に繰り返し訓練をしておく必要があると痛感しました。
 最後は「地震体験コーナー」です。関東大震災や熊本地震と同じレベルの揺れを体験し、縦揺れ 横揺れの違いも経験して、1時間45分の体験型見学会を終了しました。
 指導をしていただいた女性インストラクターの方が来年2月に滋賀県へ旅行に行かれるとのこと。滋賀のPRをしながら、お礼を申し上げ、お別れをしました。 
 次回見学会開催の際には是非多くの会員の皆様の参加をお待ちしています。また「こんな所に行ってみたい」というご要望がありましたら、是非事務局までお聞かせください。


本所防災館の前で参加者全員の記念撮影

休憩フロアで待った後、防災シアター(写真右 本所防災館HPより) に移り防災アニメを視聴した

煙体験コーナー
火災について学んだ後、いよいよ煙の体験へ。だんだん暗くなり煙も充満している通路だったが腰を低くして壁を伝いながら無事出口に到達できた(写真右=通路に設置のカメラ映像)

 

消火体験コーナー  
 
消火器の使い方を学んだ後、火災をシュミレートしたスクリーンに向けて放水体験。まず「火事だ!」と叫び火に向けて放水する。鎮火しないと「避難してください!」(写真右上)の指示が出る  

応急手当て体験コーナー
蘇生訓練用の人形とAEDがずらりと並ぶ部屋では、救命措置として胸骨圧迫のやり方やAEDの使い方を学び体験した

 

地震体験コーナー  
 
この日最後は震度6、7相当の揺れ体験(写真右)。怖さと共に備えの大切さを再認識させられた。