令和2(2020)年の千葉滋賀県人会の新年会が2月11日(火・祝)午後、三井ガーデンホテル千葉にて開催され、50名の参加を得ました。 県人会創設以来13年を経過し、会員数も135名となり、昨年も県人会活動が有意義に遂行出来ました。今年は世界の平和と調和を希求し、災害の無い地球を目指す活動が要望される一年になるものと思われます。 またオリンピック・パラリンピックを控え、人と人との絆の重要性は一層強く認識されることでしょう。その中で、信楽を舞台にしたNHKの朝ドラ「スカーレット」の信楽焼や大河ドラマ「麒麟がくる」など、ふるさと滋賀の話題にも事欠きません。
新年会では中村浩会長の冒頭挨拶の後、来賓の滋賀県東京本部副本部長の小林雅史氏から三日月大造滋賀県知事の祝辞披露があり、その中で、滋賀が注目される「チャンス」の年を「チャレンジ」の年として気候変動などの世界的な課題に滋賀ならではの取組を一緒に進めていきたいとの三日月知事の言葉に強い意気込みを感じました。
次に千葉市長の熊谷俊人氏の来賓挨拶があり、現在の道に進んだのは高校時代に「阪神・淡路大震災」に遭遇し、その対応に行政の役割が非常に重要であることを認識したのが契機とのことでした。災害時には、市町村が国や県に先んじて積極的に現場の現状把握に努めることが重要であるとの見解でした。また今年のパラリンピックで4競技が幕張で開催されることに関し、日本ではパラリンピックに対する関心が低く、福祉の一環として捉えられている傾向がある。今後は本当の「共生社会」を目指して取り組む必要性を強調されました。
その後、参加者全員の記念撮影の後、新年会恒例の講演は 〜ほがらかに今を過ごすお片付け〜 で市川市在住の高尾加代子氏にお願いしました。高尾氏は、整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト、クリンネスト(掃除資格)1級、栄養士、調理師の資格を有し、経験に基づいた整理のツボを具体的に伝授いただきました。「健康で安全な暮らし」を目標に「換気」・「家の中に空間を作る」・「思い出は物ではなく心の中に残す」などの指摘に、会員は頷きながら拝聴していました。
講演に続き懇親会に入り、小林雅史県東京本部副本部長による乾杯の発声に続き、各テーブルを中心としてふるさとの話題などの和やかな談笑が途絶えませんでした。
その間の初参加者の自己紹介、小野忠和名誉会長の中締めに続き、「琵琶湖周航の歌」の斉唱をし、故郷木之本「菓匠禄兵衛」の本之木餠と中村会長提供のクラブハリエ(たねや)のバゥムクーヘンを手土産にお開きとなりました。 |