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平成31年 新年会
  平成31(2019)年の千葉滋賀県人会の新年会が2月11日(月・祝)午後、三井ガーデンホテル千葉にて開催され、53名の参加を得ました。 県人会創設以来12年間、会員数も140名と着実に増加し、特に昨年4月以降は会員の皆様の積極的な紹介などにより15名の新規入会があり、県人会活動が一層の活況を帯びることとなりました。
  今年は混沌とした世界情勢の中で、明治維新150年を超え、先人の足跡を振り返るとともに、平成の総仕上げと新たな時代を展望する一年になるものと思われます。また来年のオリンピック・パラリンピックを控え、人と人との絆の重要性は一層強く認識されることでしょう。
  その中で、滋賀出身のアスリートの活躍や、丘みどりのヒット曲「鳰の湖」、信楽を舞台にした今年後半のNHKの朝ドラ「スカーレット」など、ふるさとの話題から目が離せません。
新年会の冒頭、中村会長から、新入会員の歓迎と、抗うことのできない高齢化の中で、この会が永続するように会員の皆さんも健康に留意して百歳を迎えましょうとの強い意気込みの挨拶がありました。  
  続いて、新年会恒例の講演は「生き残るための防災講習会--助かることが救うこと・・・」をテーマに今井和代氏(元 佐倉市八街市酒々井町消防組合 消防本部 予防課主幹消防司令長)にお願いしました。現場の経験事例を基に、助かるための備え、地震や火災の有事に生き残るために必要な事項を具体的に伝授いただきました。日頃から「まず家族を助けること」から考え、防災訓練などに積極的に参加し常に防災を念頭に置いて行動することが肝要であること。 災害にあった場合の段ボールの簡易トイレの作り方と使い方などを教示いただきました。  
講演に続く参加者全員の記念撮影の後、懇親会に入り、有志による謡曲「鶴亀」の一節の張りのある謡いがあり、続いて、来賓の滋賀県東京本部副本部長の小林雅史氏による、今年の滋賀県の話題の紹介と日本橋の情報発信拠点「ここ滋賀」の最近の動向と各種企画催事などの紹介、及び乾杯の発声に続き、各テーブルを中心としてふるさとの話題などの和やかな談笑が続きました。
  その間、初参加者6名の自己紹介、小野忠和名誉会長の中締めに続き、恒例の「琵琶湖周航の歌」の斉唱をし、故郷木之本「菓匠禄兵衛」の本之木餠と中村浩会長提供の「たねや」の紅白饅頭を手土産にお開きとなりました。